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   ホーム > 言葉と制作例 > 四字熟語 81-1/2 【百年偕老・恬淡明朗・笑門来福・破顔一笑・喜神感謝】
 
     「言葉と制作例」 四字熟語
   百年偕老(ひゃくねんかいろう)








夫婦の仲が睦まじく幸福な結婚生活。夫婦が非常に仲のよいこと。偕老はともに年老いるまで連れ添うという意味。

安岡正篤
久熟する
人間の人格・芸術・学問でも、人と人との交わりでも、なんでもそうですが、久熟するほど値打ちがある。ぼつぼつ鼻につくなどというのは駄目であります。男女関係・夫婦関係でも、ときがたつほど味が出る、愛情が深くなる、お互いに敬意をおぼえるようになってこそ、本当の関係であります。

 

    恬淡明朗(てんたんめいろう)




心静かで無欲、ものごとに執着せずあっさりと、明るく心安らかに朗らかであること



中村天風
言葉を選択しよう
人間が人生に生きる場合に使う言葉を、選択しなきゃだめなんですよ。一言、一言に注意してもいいくらい、いくら注意しても、あなた方はヒョイと気づかずに消極的なことを言ってますぜ。 とにかく、習いは性でありますから、人と口をきくときでも、「まいった」「へこたれた」「助けてくれ」「困っちゃった」なんてことは言わないこと。 あくまでも自分の心というものを颯爽、溌剌たる状態にしておくためには、今言ったような消極的な否定的な言葉はだんぜん用いないこと。

考え方が人生を分かつ
心が、積極か、あるいは消極かで、人生に対する考え方がぜんぜん両極端に相違してきてしまう。心が積極的であれば、人生はどんな場合も明朗、颯爽溌剌、勢いの満ちみちたものになりますけれども、反対に消極的だと、人生のすべてがずっと勢いをなくしてしまいます。人生を考える自分の心が消極的だと、すべてが哀れ惨憺、光のない、惨めなものに終りゃしませんか。 人生がたった一回かぎりである以上、たった今からでき得るかぎり完全な状態で生かさなければいけません。

絶対積極と相対積極
精神の積極状態というのは、厳密にいうと「絶対積極」と「相対積極」の二つに分類される。 絶対積極とは、「何事に対しても虚心平気の状態」をいい、相対積極とは「何事に対しても、できうる限り明朗、恬淡、溌剌、颯爽として対応すること」をいう。 いずれにしても、人生建設の先決要諦である健全精神の完成は、その基本条件である精神状態を絶対積極の状態に到達させることである。

朗らかな活きがい
実際、たのしい、面白い、うれしい、という観念が心の中に生じた時ほど、朗らかな活きがいを人生に感じることはない。 そして、それがどんなに健康にも運命にも直製間接顕著な効果を与えるかわからない。ということに想到する時、よりいっそうの貴い価値を感じる。 しかり、おそらくどんな名医名薬といえども、この観念以上の効果は絶対に無いと。私は私の長年の経験で断言する。 多くいうまでもなく、人生は畢竟「心」である、「観念」である。

人から好かれる人間になる
閻魔様が塩をなめたような顔して人生に生きるよりは、ちょっとやそっと人から阿呆と思われてもいいから、もう少しニコニコした顔になりなさい、ねえ。 人としてこの世の中に生れて一番大切なことは、人に嫌われる人間になるのではなく、好かれる人間に成ることだよ。どうだい、あなた方、苦虫をつぶして、へんてこな面してるやつのほうがかわいいかい? それとも、何かなし、ニコニコしてるやつのほうがかわいいか、どっちだ?

まず気分から若返る
年寄りじみたものの言いようや動作をできるだけしないように注意することである。ものを言うときも、溌剌とした気分で、丹田の力で、できるだけ勢いのある音声をはっするようにし、立ちふるまいも活発にすることである。 いわゆる若返り法や健康法の効果をあげることの根本にはこれが必要である。要するに、第一に必要なことは、まず気分から若返ることである。すなわち精神を青年にすることである。これが命の源泉である。
 

   笑門来福(しょうもんらいふく)




笑う門には福来たる。 いつも笑っている 家には自然と幸運がやってくるということ。

松下幸之助
笑顔の景品を
最近は、競争がなかなか激しいこともあって、個々のお店なり商店街が、それぞれいろいろと工夫を凝らし、販売を進めています。いわゆる景品つき販売というものもその一つで、少しでも多くのお客さんの関心をひくものをということで、いろいろ知恵をしぼっています。 しかし、お客さんにおつけする景品のうちで、何にもまして重要なものは何かということになったら、私はそれは親切な“笑顔”ではないかと思います。“自分のところは親切な笑顔のサービスに徹しよう”というように、いわば“徳をもって報いる”方策で臨んでこそ、お客さんに心から喜んでいただけるのではないでしょうか。

後藤静香
悦びの門
みんなで働いて/みんなで食べて/許しあい/愛しあい/悦びあって生きてゆく/それでいい/十分だ/人生は理論ではない/悦びの門には/いつでも誰でもはいられる

怒るなかれ
怒るをやめよ/いかるものは/まず自ら罰せられる/怒るをやめよ/いかるものは/睡眠と食欲とを奪われる/怒るをやめよ/いかるものは/ついに寿命をちぢめる

中村天風
人間だけが笑える
笑顔を失うと、命の資本ともいうべき健康もみるみる破壊されますし、また、運命とて同様に、とかく阻まれがちとなってしまうんですよ。 西洋の諺にも「和やかな笑顔の漂うところに、運命の女神はその慈愛の手を差しのべる」というのがあります。 いったい何のために、人間だけが笑えるようにできているのかということを、厳粛に考えなきゃだめですぜ。 あなた方、考えたことあるかい?

家庭
人生は笑いで過すことである。一家揃って・・・特に主人をはじめ家族の外出や帰宅の際は、一層にこにこすることが肝要である。多少の不満や不平はさらりと捨てて・・・況や無始無終の宇宙生命に比すれば、人の命は決して長いものではない。 従ってどんなに愛し合っても、また健康であっても、百年と一所に生活はできるものではないということに想到したら、終始一貫笑顔で睦まじく暮らすのが、最も正しい人生生活だと気が付くであろう。況や、怒ったり、争ったりするために、家庭を持つのではないはずであるから・・・・・。

苦しみを微笑みにかえて
悲しいことやつらいことがあった時、すぐ悲しんで、つらがってちゃいけないんだよ。そういうことがあった時、すぐに心に思わしめねばならないことがあるんだ。 それは何だというと、かべての消極的な出来事は、我々の心の状態が積極的になると、もう人間に敵対する力がなくなってくるものだということなんだ。 だから、どんな場合にも心を明朗に、一切の苦しみを微笑みにかえていくようにしてごらん。そうすると、悲しいこと、つらいことの方から逃げていくから。

笑いは人間の特権
平素人生に活きる時に、つとめて明るく朗らかに活き活きと勇ましく活きる努力を実行すべきである。 と同時に、この意味において私は、大いに「笑い」ということを礼賛する。笑えば心持は、何となくのびのびと朗らかになる。この簡単な事実を案外多くの人は見逃している。人間は万物の霊長として重い大きな負担を負っている。笑いはその疲れた心や体を、ほどよく調和させるように人間に与えられているものである。

笑いは養生である
人間は神経の集積であるので、神経系統をみだりに消極的に興奮させることが、直接間接に生命に危険を与えることとなるのは当然である。人間の個体の生命擁護のために、全神経系統の興奮を鎮める一手段として「笑い」を生体に仕組んである。 事ある時も事なき時も終始笑顔で応接しよう。否、事ある時は一層笑顔を崩さぬように練習するべきである。特に、体の弱い人はひとしお笑いに努力することを養生の第一とするべきである。
 

   破顔一笑(はがんいっしょう)




破顔一笑 はがんいっしょう
心配事や緊張が消え、顔をほころばせ、にっこり笑みを浮かべること。和顔施のひとつ。

 


   喜神感謝(きしんかんしゃ)





心のどこか奥のほうに喜びを持つと、苦しいときでも、余裕が生まれ、発想が明るくなる。何かにつけて感謝の気持ちを持つこと。

坂村真民
ありがたいなあ
ありがたいなあ/ありがたいなあ/どんなに苦しいことがあっても/生きていることは/ありがたいなあ

安岡正篤
健康の三原則
第一に心中常に喜神を含むこと。
(神とは深く根本的に指して言った心のことで、どんなに苦しいことに逢っても心のどこか奥の方に喜びを持つということ。)
第二に心中絶えず感謝の念を含むこと。
第三に常に陰徳を志すこと。
(絶えず人知れずよいことをしていこうと志すこと。)
 



主な引用の出典
著 作 者 書 名 出 版 社  
坂村真民 『坂村真民一日一言』 人生の詩、一念の詩 致知出版社
安岡正篤 『安岡正篤一日一言』 心を養い、生を養う 致知出版社
森信三 『修身教授録 一日一言』 
『森信三・魂の言葉』 二度とない人生を生き抜くための365話 
致知出版社
PHP研究所
松下幸之助 『松下幸之助「一日一話」』 仕事の知恵 人生の知恵 PHP研究所
後藤静香 『権威』 珠玉の言葉があなたを変える 善本社
中村天風 『中村天風一日一話』 元気と勇気がわいてくる哲人の教え366話 財団法人天風会
吉田松陰 『吉田松陰一日一言』 魂を鼓舞する感奮語録 致知出版社
二宮尊徳 『二宮尊徳一日一言』 心を耕し、生を拓く 致知出版社
佐藤一斎 『佐藤一斎一日一言』 「言志録」を読む 致知出版社
洪自誠 『菜根譚』


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