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   ホーム > 言葉と制作例 > 四字熟語 31-2/2 【乾坤一擲・背水之陣・真剣勝負・限界打破・為者常成】
 
     「言葉と制作例」 四字熟語
   乾坤一擲(けんこんいってき)





乾坤は天地。擲はなげる。天地をさいころのひとふりにかけ、自分の運命をかけて、のるかそるかの大勝負をするの意

一か八か。「乾坤」は天地。「一擲」はさいころを一振りするの意。天地の命運をさいころの一振りに賭けるの意。

 

    背水之陣(はいすいのじん)





水辺を背にして陣をしけば、退却できないことから、決死の覚悟で戦に臨む。また、決死の覚悟で事に当たること。

後に引けない状況に身を置き、決死の覚悟で物事に取り組むの意。川や海を背にした陣形のこと。

 

   真剣勝負(しんけんしょうぶ)









本気で行う勝負や取り組み。本物の刀剣を用いて勝負をつけること。命がけで争ったり、事に対処すること。元来は武士が真剣にて立ち合い命のやり取りをしたこと。

坂村真民
現代日本の黒い霧
安易に流れたら一篇の詩も生まれはしないのである。そうした恐ろしい安易さが、日本を蔽うている。それをこそ危機というべきである。汚職も犯罪も、すべては真剣さを欠いているところから起こってくるものである。国を滅ぼすのは、いつの時代においても、遊惰安逸の心からなのである。まさに現代日本の恐るべき黒い霧は、これなのである。私は万緑一新の山中深く分け入って、しみじみそんなことを思った。

森信三  
人間の生き方には何処かすさまじい趣がなくてはならぬ。一点に凝集して、まるで目つぶしでもくわすような趣がなくてはならぬ。人を教育するよりも、まず自分自身が、この二度とない人生を如何に生きるかが先決問題で、教育というは、いわばそのおこぼれに過ぎない。

人生を真剣に生きるためには、できるだけ一生の見通しを立てることが大切です。いっぱしの人間になろうとしたら、少なくとも十年先の見通しはつけて生きるのでなければ、結局は平々凡々に終わると見てよい。

「一剣を持して起つ」という境涯に到って、人は初めて真に卓立して、絶対の主体が立つ。甘え心やもたれ心のある限り、とうていそこには到り得ない。

松下幸之助
商売は真剣勝負  
商売は真剣勝負である。真剣勝負では、首をはねたりはねられたりしているうちに勝つということはあり得ない。それと同じで、商売は、ときによって損もし、得もするが、それを繰り返しているうちに成功するものだ、などと考えるのは、根本的に間違っている。  熱心にやるからには、失敗なしに成功しなければならない。うまくいかないのは、環境でも時勢でも、運でも、何でもない。その経営の行き方に当を得ないところがあるからだと考えなければならない。真の経営者は、不景気に際して、かえって進展の基礎を固めるものである。  まず世間的な、信念のない考え方を改めることが大事であろう。

真剣に取り組む  
大相撲は相変わらずの人気である。私はその勝負が一瞬の間に決まるというところが好きである。力士の人たちは、その一瞬の勝負のために、毎日朝早くから夜おそくまで文字通り血のにじむような鍛練をし、稽古にはげんでいる。そしてその成果を土俵の上で一瞬の間に出し尽そうというわけだ。 われわれも、いま自分の担当している仕事を本業として、これに打ち込んでいるだろうか。大相撲の人気というものの裏には、日夜稽古にはげむ力士の姿があることを思って、われわれもまた、自分の人生、自分の本業というものに対して日々真剣に取り組んでゆきたいものである。
 

   限界打破(げんかいだは)







松下幸之助
常識を破る  
私たちを取り囲んでいる常識というものは、想像をはるかに越す根強さを持っています。しかし私たちは、その常識を尊ぶとともに、ときには常識から自分を解放することが必要だと思います。そしてそのためには、やはり強い熱意が要請されます。熱意のたぎっているところ、人は必ず新しい道を開きます。常識では考えられないことをやってのけ、運命を切り開き、新しい発明発見をします。常識を破るのです。  
常識は大事であり、破るがために常識をはずれたことをするのは、世の中を乱し、周囲に迷惑を及ぼすだけです。そうではなくて、熱意の発するところには、次つぎと新しい着想が生まれ、必然的に常識が破られていくのです。
 


   為者常成(なすものはつねになる)






上杉鷹山公坐像

なすものはつねになる
為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり
上杉鷹山 ( 銅像写真・江戸時代中期の大名・米沢藩藩主 )公が米沢藩を立て直す際、家臣に向かい心構えを説いた言葉。

安岡正篤
「成る」と「為す」
「やれるだけやる。そして成る様にしか成らぬ」。成るということの中に為すということがあり、為すということの中に成るということがある。成るということは為すということ、為すということは成るということが分かれば、命を知るというものだ。

後藤静香
門のとびら
いかなる鉄門も必ず開く/いかなる難関も必ず通り抜けられる/開かないのは/確信が足りないからだ/たたきようが弱いからだ/一度たたいて開かずとも/二度たたけ/三度たたけ/五度たたけ/赤誠のこぶしで叩きに叩け/門のとびらは必ずひらく

応答
なんじの願いを高めよ/なんじの願いをきよめよ/なんじの願いを深めよ/なんじの願いをひろめよ/私欲をはなれた願いならば/死ぬまで願いつづけよ/あきらめるからかなわぬ/応答を信ぜよ/正しき願いは実現する

中村天風
やればできる
やらなければだめだよ、何だって。やればできるんだから。俺は不器用だとか、俺は物覚えが悪いだとか、それがいけないんだよ。 たとえ不器用だろうと物覚えが悪かろうと、十遍やって覚えなかったら百遍やってみろ。百遍やって覚えなかったら千遍やれ、そしたら覚えるから。 どんなことでも、できないことほど、できると尊いことなんだから一生懸命やれよ。そうすると、だんだんだんだん自分の生活自体が、自分の理想や希望に近い状態になってくる。

吉田松陰
●一月にして能くせずんば、則ち両月にして之を為さん。両月にして能くせずんば、則ち百日にして之を為さん。之を為して成らずんば已めざるなり。
■(一旦立てた志というもの)一ヶ月でできなければ、二ヶ月かけても、これを成し遂げたい。二ヶ月でもできなければ、百日かけてもこれを成し遂げたい。いくらやってもできなければ、できるまで絶対にやめない。

●能はざるに非ざるなり、為さざるなり。
■できないのではない、やらないのである。
 



主な引用の出典
著 作 者 書 名 出 版 社  
坂村真民 『坂村真民一日一言』 人生の詩、一念の詩 致知出版社
安岡正篤 『安岡正篤一日一言』 心を養い、生を養う 致知出版社
森信三 『修身教授録 一日一言』 
『森信三・魂の言葉』 二度とない人生を生き抜くための365話 
致知出版社
PHP研究所
松下幸之助 『松下幸之助「一日一話」』 仕事の知恵 人生の知恵 PHP研究所
後藤静香 『権威』 珠玉の言葉があなたを変える 善本社
中村天風 『中村天風一日一話』 元気と勇気がわいてくる哲人の教え366話 財団法人天風会
吉田松陰 『吉田松陰一日一言』 魂を鼓舞する感奮語録 致知出版社
二宮尊徳 『二宮尊徳一日一言』 心を耕し、生を拓く 致知出版社
佐藤一斎 『佐藤一斎一日一言』 「言志録」を読む 致知出版社
洪自誠 『菜根譚』


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