「座右の銘」を木に刻むことをお勧めするために、四字熟語を中心とした「刻語」の自作例を掲載しているサイトです。

座右の銘を刻む、四字熟語を主に制作しています。

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      言葉と制作例 (目次)

      1.漢字熟語

    1−2.一字〜三字熟語  

      

孟宗竹材

桜材

あいする。いつくしむ。かわいがる。いたわる。なさけをかける。愛でる。好む。恋する。おしむ。
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坂村真民

木々を愛すれば/木々はその愛に応え/幸せを与えてくれる/石を愛すれば/石もまたその愛に応え/み仏のように守ってくれる/愛のあるかぎり/この世は明るく/つねに道を開いてくれる/ああ愛の明かりをつけ/暗いものを消してゆこう/生きがたい世を/生きてゆくため

安岡正篤
人を愛する
富や位や才智などは結局人の愛に値しない。要するに徳を補助するにすぎないものである。真に人を愛すればその人の徳を厚くするように仕向けてやるべきである。つまらぬ人間は、人を愛するにも一時の間に合わせ(姑息)ですませる。金があれば金をやり、権力があれば権力を与え、それが愛する相手のためにどうなるかは深く考えない。

後藤静香
愛すれば
愛すれば/話が解る/愛すれば/心が通う/愛すれば/機転がきく/愛すれば/気苦労なし

ヴィクトール E.フランクル 「夜と霧」より
その時ある思いが私を貫いた。何人もの思想家がその生涯の果てにたどり着いた真実、何人もの詩人が歌い上げた真実が、生まれてはじめて骨身にしみたのだ。愛は人が人として到達できる究極にして最高のものだ、という真実。今わたしは、人間が詩や思想や信仰をつうじて表明すべきこととしてきた、究極にして最高のことの意味を会得した。愛により、愛の中へと救われること! 人は、この世にもはやなにも残されていなくても、心の奥底で愛する人の面影に思いをこらせば、ほんのいっときにせよ至福の境地になれるということを、わたしは理解したのだ。
 


      


桜材


とおい、はるか、ながい、ゆとりあるさま、のんびりした様子等の意味あり。
ゆとりは豊かさの象徴。
 



      


桜材


動くを辞書で引くと以下の意味がでるが、人間の活動としては5〜7の意味合いが主で、中でも7が大切ということになる。

1 ものの位置が変わる。移動する。
地位などが変わる。異動する。
もとが固定しているものの一部が揺れたり振れたりする。
物事の内容・状態が変わる。変化・変動する。
からだが活動する。ある働きや反応を示す。
他の作用・影響を受けて、心に変化が生じる。心が動揺する。
目的をもって、ある行為を行う。活動する。行動する。

機械などが作動する。機能を発揮する。

坂村真民
行動
救いは行動にある/行動すること/打座も読経も/行動を伴って/しんに生きてくる
 


      




「絆」はしがらみとか束縛という否定的なニュアンスの意味が主であった過去があり、また家畜を通りがかりの立木につないでおくための綱という、肯定・否定に関係ない普通の単語だったと思える。

ところが、東日本大震災のあと、2011年の漢字として「絆」が選ばれ、京都の清水寺で墨痕あざやかに大書されたことも含めて、肯定的なニュアンスが突如表面化した感がある。もっぱら家族や友人など人と人を離れがたくしている大切な結びつき、支え合い、助け合いの意味となり、絆プロジェクトというものが生まれたりして、この字に対する肯定面が今はクローズアップして解釈される状況だ。この文字に触発されて結婚の数が増えたりとか、3.11以降の時代の要請かもしれない。

ただし、動詞になると、絆される、と書いてほだされると読む。情に引きつけられて、心や行動の自由が縛られることを意味する。理性で考えるのとは反対の行動にでてしまい、後で後悔するというニュアンスを伴う。
だからこの文字はやはり一筋縄ではいかない意味を内包している。

 

      




欅材


心に負荷を受けじっと耐えるという意あり。そこから、しのぶ、こらえる、かくれる、こっそりする等に使われる。

 

      


ホワイトオーク材


ショウ、トウ、あこがれる。
あこがれる。心が落ち着かない。心が定まらない様子。「憧憬」(ショウケイ。景色等に見とれてうっとりする)等の言葉がある。

憧れは夢の母だ。憧れを胸に秘めて夢を産む。
 

     


ブラックウォールナット材

「意」は下記1〜3の意味をもつ。
1 心に思うこと。気持ち。考え。意見。
2 言葉や行為が表している内容。意味。わけ。
3 仏語。あれこれと思いめぐらす心の働き。思量。
 
「念」と同じように使われるが、「意」はあることをしたいという考え、意志の意味で使われることがあり、「意」が表面的、一時的な心の動きも含むのに対して、「念」はもっと深く心に思う気持ち、のように使い分けられる。
最も大切なのは、 何がしたいのかであり、意志ありきである。
 

      


アメリカンレッドシーダー材

桜材

沢庵和尚が臨終の際に乞われて大書したのがこの「夢」。是も亦夢、非も亦夢。との添書もある。この世はすべて夢であり、是か非かという判断や執着をすべて超え、悟りさえ忘れ去った所に人生は夢、という境地がくる。色は即ち是空なり、のこころ。いろは歌の「浅き夢見し、酔いもせず」の夢が私たちの人生とすると、この世界を悩むことなく、今を意義深く積極的に過ごすことの大切さが浮き上がってくる。
道元禅師は「夢中に夢を説く」のが仏の教えと説いた。儚い(はかない)世界で唯一すがるべきものが仏の世界と解釈すべきかと思う。

上の意味とは別に、生きていく上で指針になるものを持ち、それに向かって勤しみ励む、という「夢」もある。
君の夢についていきなさい。それがどこに君を導こうと。
 

      


ホワイトオーク材

桜材
「心」は以下のような多くの意味を持つ。
1 人間の精神作用のもとになるもの
2 人間の精神の作用そのもの
3 知識・感情・意思・総体
4 おもわく
5 気持ち
6 思いやり、情け
他に、趣き、趣向、意味、物の中心、等。
 
新約聖書では、心は容姿などと対比される人間の内面性全てを含み、人格全体を表したり、特に人間の良心、あるいは、神が人間と関わる場、人間の宗教的態度の決まる場、として登場する。
心の持ち方次第でその人の幸不幸が決まる、と言われる。その場合の心は5番の意味だが、本人の6番の働きが大きく決定に関わることは間違いない。

中村天風
心の置きどころ
世界の本質が自然から作られ、自然の中に計り知れない働きを行う霊智があり、その霊智が見えない人間の生命の中にある心というものの態度で、その受け入れ方が違ってくるなら、自分を完全に活かすには、心の態度を取り替えるのが、先決問題ではないか。
心配しながら死ぬよりは、「死」から自分の心を遠ざけて活きているほうが、同じ死ぬにしても死ぬ刹那まで気楽ではないか。
しょせん、人生は心一つの置きどころ。

心はパイプと同じだ
どんなことがあっても忘れてならないのは、心というものは、万物を産み出す宇宙根元の有する無限の力を、自分の中へ受け入れるパイプと同様である、ということである。パイプに穴が開いていたら、洩れてしまうだろ。だから、そっぽを向いていたら何もならないよ。

 

      




「魂」は肉体とは別に精神的実体として存在すると考えられるもの。肉体から離れたり、死後も存続することが可能と考えられている。人間が生きている間はその体内にあって、生命や精神の原動力となり、個人の肉体や精神をつかさどる人格的存在で、感覚による認識を超えた永遠の存在。
魂は、生きること、死生観の根源的な解釈のための概念の一つともされる。現代では、魂を肯定的にとらえることが、生きがいや健康といったものと深く関係すること、また魂を肯定的にとらえることが、生きがいや健康と深く関係があることが、様々な学者の研究によって明らかにされている。
魂の永遠性を信じることは、ごく普通の日常において、人が本当の意味で健康に生きる上で重要なこと、ととらえられることも増えてきている。
WHOは1984年に、健康が含むスピリチュアルな側面について言及し、1999年の総会においては、健康の定義文に以下の語も加えることを提案した。
「健康とは身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態であり、単に病気あるいは虚弱でないことではない。」

坂村真民
たんぽぽ魂
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桜材


きびしい。はげしい。いましめる。つつしむ。いかめしい。むごい。おごそか。
 


     


ブラックウォールナット材

(人・誇り・勇気などが) くじけない,不屈の(Indomitable)力。
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ドナルド・キーン
(前略)
こうした災難からも日本人はきっと立ち直っていくはずだと、私はやがて考えるようになりました。それは、「日本的な勁(つよ)さ」というものを、心にしみて知っているからです。昭和二十年の冬、私は東京にいました。あの時の東京は、見渡すと、焼け残った蔵と煙突があるだけでした。予言者がいたら、決して「日本はよくなる」とは言わなかったでしょう。しかし、日本人は奇跡を起こしました。東北にも同じ奇跡が起こるのではないかと私は思っています。なぜなら、日本人は勁(つよ)いからです。
私は今年六月で九十歳になります。「卒寿」です。震災を機に日本人になることを決意し、昨年帰化の申請をしました。晴れて国籍が頂けたら、私も日本人の一員として、日本の心、日本の文化を守り育てていくことに微力を尽くします。新しい作品の執筆に向けて、毎日、勉強を続けています。
勁健(けいけん)なる皆さん、物事を再開する勇気をもち、自分や社会のありかたを良い方向に変えることを恐れず、勁(つよ)く歩を運び続けようではありませんか。

※2012/1/1の朝日新聞に載った新潮社の賀正の挨拶、「日本人よ、勇気を持ちましょう」より
 

      尊強正清


アメリカンレッドシーダー材

黒檀


黒檀
たっとい。とうとい。あがめる。おもんじる。
つよい、きよらか、ただしい。
(※四字熟語とみなさず、個々の文字x四個として分類した。)

「尊」は敬意を示すために言葉の上にそえられるもの。神または貴人、先生などに対する敬称としても使われる。
「強」、「清」、「正」。
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天風先生編。この四つの文字は積極的な人生を生きる上での根拠となるもの。
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坂村真民
六魚庵独語
水ごりでもしたい時がある/おのれのきたなさに/われながら厭わしくなる時がある/引揚げてきた日の覚悟が/消えてしまったような時がある/暖かい心をもって/正しい心をもって/一生を貫いてゆくことを/明日の糧にも困りながら祈った日の心が/体から抜けてしまったような時がある/恐ろしいのは平凡、安定、妥協、安価な幸福/どんなに生きてもあと二十年/惜しまれるのは今日の一日/しかしあぁ今日も無為に暮れてしまった/貧しさに生きよう/貧しさに慣れよう/この心を失ったとき生活にひびが入る/欲が人間を腐らせる/肉体を丈夫にすることだ/飲んだ時の興奮は正常なものではない/よい本を読め/よい本によっておのれを作れ/心に美しい火を燃やし/人生は尊かったと叫ばしめよ

中村天風
人間の尊さ
人間には、人間がひとたび自分自身の本質の尊さというものを正しく自覚すると、「心」が自然と自己自身を気高い人間に活きるようにリードするという必然性がある。だからそうなるとその人は、必然的にどんなわずかな時間でも、いつも価値ある人生を活きられることになる。
そもそも人間の本質というものが、いかなる尊さをもっているかというと、人間というものは、厳格に論断すれば、健康的にも運命的にも、常に幸福に恵まれるように、本来が作為されているという点に帰納される。

第一義的な活き方
どんな場合にも、例えば、身に病があろうが、なかろうが、運命が良かろうが、悪かろうが、どうあろうが、こうあろうが、その他の人生事情のいかんに拘わらず、いつも一切に対して、その心の力で、苦を楽しむの境涯に活きる活き方をするにあり。これが第一義的の活き方なのである。
そのためには、まず第一に、人生に対する考え方を、積極的、すなわち尊く、強く、正しく、清くすることである。

積極の四条件
積極ということには峻厳侵すべからざる四つの条件があるはずである。すなわち、尊さ、強さ、正しさ、清らかさ、という四大要項である。そして、この聖なる心的態度に到達するべく、心身統一法はその実際方法 = how to do? に、常に不断の主力を注いでいる。
そして精神態度が完全に積極化し得れば、万人の求望する成功ということが何事にも可能のことで、あえて至難のことでないということも自ずから諒解される。

 

      愚直


桜材


正直なばかりで臨機応変の行動をとれないこと。また、そのさま。ばか正直。

同義語・類語
誠実・剛毅・剛直・まじめ・きまじめ・不器用な(人間)・うまずたゆまず・地道に・気取りなく・飾り気なく・黙々と・営々と・武骨に・骨太に・律儀に(生きる)・泥臭い(生き方)・古風な(考えの)・昔気質の・職人気質の・硬派の・(周囲に)おもねらない・こだわりの(仕事人)  類=>「愚公移山」

坂村真民
時間をかけて
あせるな/いそぐな/ぐらぐらするな/馬鹿にされようと/笑われようと/自分の道を/まっすぐゆこう/時間をかけて/みがいてゆこう

一貫
一以って貫く/わたしは/これが好きだ/わたしは/愚か者だから/これしか/できないのだ/一貫の詩/一貫の愛/一貫の師/これが/しんみんの/生き方だ
 

      元気


孟宗竹材

桜材


五木寛之
万物の原初。天と地を生み出した始原のエネルギー。それを「元気」と呼ぶのだと考えたい。(中略)
「元気」とは、単に人の活気ある姿、いきいきとした動作などをいうだけの言葉ではない。天地万物を生み出し、それを生かしているエネルギーの根源が「元気」というものなのだ。その「元気」のなかから私たちはこの世界に送り出されてきたと、私は想像する。
人間は大きな「元気」の一部をせおって生まれてきたのだ。「元気」は私たち万物の創造の母であり、命のふるさとの海なのである、と。

安岡正篤
元気
われわれは「気」を養うということが、一番根本の大事だ。いわば生のエネルギーを養うということ、言い換えれば、「元気」ということが一番である。元気がないというのは問題にならぬ。しょぼしょぼして、よたよたして、一向に反応がないなんていうのは、論ずる価値がない。とかく人間は有形無形を論ぜず、元気というものがなければならない。元気というものは、つまり生気である。生のエネルギー、生々しておるということである。
→「元気溌剌」

 

      意


桜材

いのる=祈る≒「意宣」

 意を宣る、いをのぶる、祈ると当て字読みしたもの。神仏に願い事をする際、自分がああなりたい、こうなりたい、ああしたい、こうしたいと、明確に自分の意志としての願望を宣言することがもっとも基本である。
 そしてその事を強く願うことによつて初めて願望が実現する、つまり神仏に実現して頂くのではなく、強く願うことで自分の潜在力の全てを動員して実現に漕ぎ着けるのである。強く願わないまま、あなた任せで他力による実現をいのるのは如何かということだ。
 

      克己


孫の陸に作成。桜材

桜材

アメリカンレッドシーダー材

「克己」は、己(おのれ)に克(か)つ。自分の感情や邪念、欲望などを自分自身で抑え、それにうちかつこと。

儒教の修養法。『論語』、顔淵篇に「子曰(いわく),克己復礼を仁とな゛す」とあるのにもとづく。「克己復礼」は古い訓では,わが身をつつしんで礼をふみ行う、と訓(よ)む。

孫に贈る言葉とした訳ですが、どんな人間に成長するにせよ、「克己」の二文字を無視できる人間はいなかろう、という想定からです。

類語・同義語
制限・制御・(自己)抑制・自制(心)・我慢・禁欲・自律・自己規律・節度・倫理感(の維持)・(弱さを)克服・隠忍自重・踏み止まる・(自分自身の)コントロール・自分を律する・(〜を)慎む・戒める・自戒する
 

      颯爽


アメリカンレッドシーダー材

アメリカンレッドシーダー材

さっそう。人の姿や態度・行動がきりっとして、見る人にさわやかな印象を与える様子。

颯(さつ)と言う文字、分解すると立(たつ)と風(かぜ)。風が立つという言葉が颯です。爽やかな感じ、次に、爽(そう)の文字の意味はさっぱりして気持ちがよい、夜が明けて明るいとなります。
年齢に関係なく、颯爽でありたい。爽やかで、勇ましい。そんな姿勢や生活態度を保つことができれば、自分だけでなく周囲の人達も併せて、すがすがしい日々を過ごすことができる。

坂村真民
さわやかに
咲いたものは/いつかは散る/燃えるものは/いつかは消える/生まれたものは/いつかは死ぬ/だから/その散り際の見事さ/消える一瞬の美しさを/学び取り身につけ/この世をさわやかに去ってゆこう/それが仏陀世尊の教えなのだ

中村天風
他人との交際態度
他人と相対する時、常に元気に満ちた態度を保持し、できるだけ積極的な言語を用いて会話することが必要である。わかりやすくいえば決して意気の消沈した態度や、泣き言や愚痴やましてや不当な欲念や消極的の感情情念を、かりにも口にしないことである。
言い換えれば言葉も行動も溌剌颯爽としていなければならない。この心懸けの実行を怠りなく維持すれば、実に予想外に本能心意が積極的に整備され得るのである。


      不撓


櫟材

どんな困難にあっても決して心がくじけないこと。強い意志をもって、どんな苦労や困難にもくじけないさま。
「撓」は、たわむ、くじけるの意。転じて、屈すること。
[出典] 中国の正史「二十五史」で『史記』に次いで二番目にあげられている『漢書』の「叙伝第七十下」に「不撓不屈」の四字熟語が使われている。
「不撓不屈」は、「くじけない」という意味を表す言葉を二語重ねて強調した表現。
同義語・類語 
不抜(ふばつ)・不退転
[共通する意味] 困難に出会っても、ひるんだり、心がくじけたりしないこと
〔不退転〕不退転の決意でのぞむ・不退転の覚悟
[英語] 不撓不屈の精神 an indomitable spirit
 

      感謝


桜材ペン立て。






※ペン立て使用例。子供に「感謝」の気持ちを育む。
鍵山秀三郎
幸せになる条件として、次の三つのことを提唱しています
一、与えられた枠をぎりぎりいっぱい使い切らないこと
二、人様に喜ばれることをすすんですること
三、どんな小さなことにも感謝できる人間になること
 

      召福


桜材ペン立て。

招福は福を招くの意。召は招くと同じに使用されることが多い。招き猫など、福を招くための専門のグッズもある。
招福万来・商売繁盛・交通安全・家内安全・除災開運・衆生救済、というように四字熟語として神仏への願い事に使われることがある。(ここでの順番に意味はない。) 万来は多くの人が来ること。「千客万来」が有名。

 

      誠実


櫟材

坂村真民
誠実
誠実さを失ったら/人も滅び/企業も滅び/国も滅ぶ/一刻も狂うことなく運行する/宇宙の誠実さよ

吉田松陰
●男子事を立つる、真心を行ふを尊ぶ。
■男子がことを行う時には、まごころを尽くすことが大切である。

      努力


櫟材

努力とは、目標を掲げ、そこに到達するために、心や身体を使って邁進することである。
次の注意は傾聴に値する。
Efforts and courage are not enough without purpose and direction.
--- John F. Kennedy ---
目的と方針がなければ、努力と勇気では十分でない。


坂村真民
鈍刀を磨く
鈍刀をいくら磨いても/無駄なことだというが/何もそんなことばに/耳を貸す必要はない/せっせと磨くのだ/刀は光らないかも知れないが/磨く本人が変わってくる/つまり刀がすまぬすまぬと言いながら/磨く本人を/光るものにしてくれるのだ/そこが甚深微妙の世界だ/だからせっせと磨くのだ
 

      鍛錬


ブラックウォールナット材



人は練磨によりて仁となる。・・・「正法眼蔵随聞記」
玉は磨くことで輝き、価値が生まれる。人も鍛錬していくことでその能力が顕れてくる。素質があるのに磨かないのは勿体無い、天を畏れないことといえる。
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安岡正篤
生命力を鍛える
生命力はいかにして強くなるか。それはあくまでも根気のある辛抱強い日常の自律自修に由る。鍛錬陶冶に依る。意思と知能と筋骨との意識的努力、心臓・血管・内分泌腺その他生理的全体系の無意識的努力、自己に規律を課し、自己を支配する修練を積んで始めて発達する。安逸と放縦とは生命の害毒であり、敵である。



 

      信念     


桜材

安岡正篤
信念
世間の毀誉褒貶が触れ得ないだけの深いものを自分に持たなければならぬ。

      勇気     


桜材

勇気とは、普通の人が、恐怖、不安、躊躇、あるいは恥ずかしいなどと感じる事を恐れずに(自分の信念を貫き)向かっていく積極的で強い心意気のこと。困難や危険を恐れない勇ましい強い心をいう。
論語に、以下がある。
「義を見てせざるは勇なきなり」[為政]
「勇にして礼無ければ則ち乱す」(勇気も度が過ぎると乱暴なだけである)
 

      


      



      運鈍根

桜材

ブラックウォールナット材


運ははこぶなり、という。
成功は運によるところ大といわれるが、ただ手をこまねいて待つていても運はやってこない。自ら工夫をこらし、積極的に取り組んでこそ運はやつてくる。
まずは自分が運んでくることを念頭において実行する必要がある。

目的達成・問題解決などについて
同義語・類語
粘り強く ・ 腰を落として ・ 一途に ・ ひたすら ・ ひたむきに ・ 一生懸命・ 貪欲 ・ 筋を通す ・ (自分を)曲げない ・ 譲らない ・ (検察の)鬼 ・ しつこく(追い求める) ・ 同じ作業を(繰り返す) ・ こだわり(続ける) ・ (練習の)虫 ・ 地べたに這いつくばるようにして〜

頭の鋭い人は困難なことに取り組む前に自分がやるべきことの膨大なリストと結果がみえてしまう。鈍な方が努力を積み重ねて失敗を跳ね除け、遂には成果に到達することが多い。

夏目漱石から芥川龍之介への手紙の一節
世の中は、根気の前には頭を下げることを知っています。火花のあとには一瞬の記憶しか与えてくれません。だから、牛のよだれのように根気よくやりなさい。
 



2012年を表す、NHKが募集した漢字一字(x18)が以下。
乱 迷 忍 混 怒 耐 変 絆 嘘
滞 惑 輪 争 苦 激 惨 暗 領
明るい文字の乏しい年、変動の中でもがいている日本や世界を感じている。かろうじて「忍」、「耐」、「絆」が座右に置ける文字。これらの潮流の向こうに何が見えてくるか、注視して、必要なこと、できることをやるのみ。変化は楽しみでもある。
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