「座右の銘」を木に刻むことをお勧めするために、四字熟語を中心とした「刻語」の自作例を掲載しているサイトです。

座右の銘を刻む、四字熟語を主に制作しています。

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目次
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V.言葉と制作例
1.漢字熟語
  1-1. 四字熟語100選
  1-2.一字〜三字熟語
  1-3.五字以上熟語
 
 2.詩歌より 
 3.名言 
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古来より、「日本は言靈(ことだま)の幸(さきは)ふ國」と語り継がれてきました。万葉の昔から豊かな言葉を歌に昇華させ、深く明らかな言葉と精神の文化を培ってきました。こんな誇るに足る文化を発達させている国は他にないでしょう。いつの世も日本人は国土に多発する天災地異の艱難にあたって、祈りから始まる言霊によって復興・復旧・発展への力を貰ってきました。
言葉は単なる符丁でなく、人を動かす目に見えないエネルギーを持っています。がんばろう、日本。これもいい。が、他にも多くの聞くべき言葉をここで味わえればと思っています。

信じる言葉、自分にとって大切な言葉を木に刻み込む。刻むうちにその言葉が心に沁み込んで来る。それに同化される自分がいる。画家が、書家が描く、俳優が演じる、歌を唄うなど、魂を込めたものは皆同じかもしれない。ある人はそれを、対象に「憑依される」と表現しますが、自分は採りません。「帰依する」と言ってみたい。帰依する、信じることによって肉迫し、同化を迫ると感じています。

できれば、ご自分の「座右の銘」を持っていただき、かつそれを木に刻むことで元気が湧いてくる方がいらっしゃると思います。自分の経験からはそうなります。マイ座右の銘をしっかりと持つ方々が増え、それらの言葉の力で国中が元気になれば有難い事と思っています。

ページタイトルに制作例として二点をあげたのは、3.11の震災がきっかけです。直接・間接を問わず、被災者の立場に置かれた日本人が弔い合戦を戦う際に元気を貰うために吟味すべき言葉と思うからです。

    惻隠之心(そくいんのこころ)




惻隠之心
惻隠の情、とも言われます。他者の苦境を見過ごせない、「忍びざる心」「憐れみの心」人を憐れんで思いやる心。
孟子は親が子を思う心を、「惻隠の情」とし、これを社会生活全般に及ぼすことを教えとしました。
相手の心情を深く理解して、思いを寄せる事を意味し、孔子の「仁」に通じるものです。日本人が「判官びいき」のように弱者の側に立ち、親孝行を大切に考えるなど、この「惻隠之心」から来ていると思います。仏教でいうところの「慈悲」、また武士道精神の根幹をなす伝統的なこの心根。現在、この心がもっとも必要とされています。
 
※この心を行動原理にまで昇華させたのが次の言葉です。
    覚有情(かくうじょう)



 
覚有情
六道の凡夫の中に、己を軽んじ、他を重んじ、悪を己に向け、善を他に与えんと念(おも)う者有り。

「覚有情」は俗界に身をおきながらも、悟りの境地を願望し、修養する人間の姿を示しています。六道(※)中の人間として、生まれつき自然にもっているものと、修養の結果到達した境地とを問わず、この気持ちは大変尊いものと思います。一種の犠牲を自己に課し、利他の大道を歩むことで、自己を救済しようというもの。この菩薩道を実践する人には心底頭が下がる。
六道の内、阿修羅に連なるものとして、自己・人間の隠された悪の面に抵抗していこうとする気高い性質を追求する。己に潜む悪魔性、四苦八苦を克服しつつ、修行に励む中に喜びを見出していくというのが「覚有情」本来の姿と思われます。

出典:バロン吉元の名作漫画「柔侠伝」。主人公・柳勘太郎の背中に彫られた『覚有情』の刺青にこの覚悟がある。

※ 六道(りくどう、ろくどう)とは、仏教において迷いあるものが輪廻するという、六種類の迷いある世界のこと。
天道(てんどう)/ 人間道(にんげんどう)/ 修羅道(しゅらどう)/ 畜生道(ちくしょうどう)/ 餓鬼道(がきどう)/ 地獄道(じごくどう)

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